IT業界でエンジニアとして働いているが、勤めている会社に不満があったり、より待遇のよい会社で働きたいと考えていたりするのであれば転職活動に取り組みたいところだ。もっとも、転職活動は決して簡単なものではなく、一定の実力があってもうまくいかずに苦しむ可能性がある。
転職を成功させるためにまず押さえておきたいのが面接で、ここはエンジニアに限らず多くの人が苦戦するポイントだ。基本的なビジネスマナーを身につけた上で、面接担当者の心を動かすような受け答えをすることが欠かせない。
コミュニケーション能力に不安が残る人は面接で不利になる可能性が高く、受け答えで妙に言葉に詰まりやすい場合は特に注意が必要だ。IT業界ではチームでプロジェクトに取り組むのが普通なので、コミュニケーション能力に難がある人材は会社に敬遠されやすい。
創作作品だと、コミュニケーション力に問題があるが腕は抜群によいエンジニアがしばしば登場するが、現実世界ではコミュニケーション力がないエンジニアが転職を成功させることは困難だ。
堂々と受け答えをしてコミュニケーション力が十分だとアピールすること、そして発言内容が矛盾しないように一貫性を持たせることは面接をパスする上で欠かせない。
スキルシートも重要なポイントで、分かりにくい表記は独りよがりという評価につながる恐れがある。携わってきたプロジェクトや手持ちのスキルなどを、第三者が見てすぐに理解できるような形で記述するのが大事だ。
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